早期療育と特別支援教育

・このページの内容は、International WAGR Syndrome Association(IWSA)の許可を得て、IWSAweb site上の記事を翻訳・転載したものです。
・可能であればoriginal articleを読まれることをお奨めします。
IWSA website / Early Intervention and Special Education

http://www.wagr.org/earlyinterventions.html

・誤訳・疑問等ありましたら、JWSAを通じて訳者にご連絡ください。

Translated by Madoka Hasegawa, October 2014

((訳注)日本とアメリカには、早期療育と特別支援教育のシステムに大きな違いがあります。日本で得られるサービスやシステムについては他もご参照ください。)

早期療育
早期療育とは、発達に問題を生じるリスクのある乳児や幼児を見つけだし、障害を改善または予防できるよう援助を提供することである。
WAGR
症候群の子供達は、通常視覚障害をもって生まれ、まだ幼い時期に大病を患うこともあるし、認知障害もありうるので、発達に問題を生じるリスクが高い。よって同年齢の子供と同じ時期にはまだハイハイしない、歩かない、言葉が出ないということになりうる。早期療育は、援助をうけない場合よりも早くこれらのマイルストーンに到達できるよう援助することができる。
一般的に早期療育には、発達評価、理学療法、言語療法があり、支援技術(assistive technology)Family Training、レスパイトサービスもあることがある。
アメリカでは、早期療育は無料でうけることができ、法律で定められたサービスである。障害をもつ子供は生後早い時期に、かかりつけ小児科医によってこれらのサービスを紹介されることが多い。親が直接、地域の早期療育提供機関に連絡を取ることもできる。
あなたの住む州のサービス機関の場所を調べるには、ここを参照してください:
Finding Help For Young Children with Disabilities at http://www.nichcy.org
The Hadley School for the Blind
は、親向けの無料コースと視覚障害や重複障害をもつ乳幼児向けの早期療育を提供するオンラインリソースである。http://www.hadley-school.org

WAGR症候群の乳幼児向けSign Language(サインランゲージ/ベビー手話)
WAGR症候群の子供には、サインランゲージが会話や言葉の発達を促す効果的な方法であると、多くの親が感じている。いくつかの基本的なサインは簡単に学べ、子供に教えることができ、成長と学習に応じて語彙を増やしていくことができる。
サインランゲージの説明、やり方、オンラインビデオ(無料)http://www.babies-and-sign-language.com

アメリカ以外の国における早期療育
多くの国には乳幼児向けの早期療育サービスがある。自分の国でこれらのサービスが受けられるか調べるには、根気強くなる必要がある。いくつかの提案がある:
1、http://www.google.com/で、早期療育(あなたの国名)と検索する
2、地域の学校に連絡をとり、特別支援の必要な幼児向けのプログラムを紹介するよう頼む
3、地域や国の支援グループ(視覚障碍者のための支援グループのような)を見つけ、そのメンバーと話をする
4、障害児の親に聞いてみる
その他アメリカ以外での情報源:
International Society on Early Intervention:
 http://depts.washington.edu/isei/
The Hadley School for the Blind: http://www.hadley-school.org
The International Center for Rehabilitation:  http://www.cirnetwork.org/info/aboutus.cfm
最後に、もしあなたが住んでいる地域に障害児向けのサービスがなかったとしても、絶望しないように。早期療育はただ、子供の障害を最小にし、その能力を最大限発揮させようとする試みに過ぎない。あなた自身でたくさんの介入法を学び、子供に十分やってやることができる。
あなたの助けになるたくさんの良い本や、子供の必要に応じたすばらしいウェブサイトがある。例えばthe Hesperian FoundationHelping Children Who Are Blindというブックレットを提供している。このブックレットは早期療育サービスを受けられない家族向けに作られている。このブックレット全体を無料でここからダウンロードできる:http://www.hesperian.org
International WAGR Association
のウェブサイトのResourceページにも、運動・認知機能を向上させ、問題行動にうまく対処し、子供の学習を最大限にするために親ができることに関するたくさんの本やウェブサイトがリストアップしてある。http://www.wagr.org/resources.html

特別支援教育
WAGR症候群の学童はしばしば、多様な複数の特別支援が必要であることが多い。視覚障害に加え、発達遅滞や認知障害、感覚統合障害、行動障害、教育に影響を与えるような医学的問題を併せ持つことがある。よって、子供が能力を発揮できるようにするためには、教室、教え方、教材を調整することが不可欠である。
特別支援教育とは、障害をもつ学齢期の子供が学ぶときに必要なことに対応するよう考案された教育である。子供の必要に応じて、普通学校の教室(健常児と一緒に)や普通学校の中の別の教室で、あるいは特別支援学校(盲学校のような)への通学や寮に住み込む形で、 特別教育やサービスが提供される。

アメリカ以外の国における特別支援教育に関する情報
The Council for Exceptional Children:  http://www.cec.sped.org
 Autism Center: http://www.patientcenters.com/autism/news/outside_us.html
あなたがどこに住んでいようとも、自分の子供のために適切な特別支援教育サービスを得ようとすることは、悩ましく時には苛立たしい仕事となる。あなたの居住地のシステムがどのように機能しているか学び、利用できる全ての援助を使うと、この仕事はより容易なものとなる。International WAGR Syndrome AssociationResourceページには、その助けとなるようなウェブサイト、本、組織がリストアップしてある:
http://www.wagr.org/resources.html

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